粽は厄除けのお守りとして、家や店舗の玄関の軒下に飾ります。
その由来は、昔、素戔嗚尊が旅で一夜の宿を求めた際、貧しいながらも手厚くもてなしてくれた蘇民将来へのお礼として、末代まで厄災から護ることを約束し、茅の輪を腰に付けさせたことがはじまりと言われています。祇園祭の粽に「蘇民将来子孫也」と書かれた護符が付けられているのは、このためです。
蟷螂山の粽は令和6年に新装しました。お札と袴紙の書は京都市在住の書家 杭迫柏樹氏によるものです。また、下部の芝模様は蟷螂山の裾幕に描かれている羽田登喜男氏の意匠を用いています。
粽は、前祭の育山期間中に、蟷螂山町会所(京都市中京区 西洞院通四条上る)にてお授けしています。
※数に限りがありますので、品切れの際はご容赦願います。